バカラの基本的なルール

オンラインカジノに限らず、カジノの世界ではバカラはとても人気のあるゲームです。
ただ、名前は知っているものの、そのルールについてはよくわかっていないという方も多いのではないでしょうか?
今回はこれからオンラインカジノの世界へ足を踏み入れる方のためにも、バカラのルールについて基本的なところから徹底的に解説していきたいと思います。

バカラの基本的なルールについて

まずは、バカラの基本的なルールについて触れていきましょう。
バカラは「プレイヤー(客役)」と「バンカー(胴元役)」のどちらが勝つのかを予想していくというとてもシンプルなゲームとなっています。
自分自身、つまりユーザー自身がプレイヤー(客役)やバンカー(胴元役)になって戦うわけではなく、自分以外の誰かがプレイヤー(客役)やバンカー(胴元役)として戦っているのを見て、第三者的な立場からプレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)のどちらかにベットするという感じです。
プレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)の勝敗は配られたカードの数字の合計値が9に近いかどうかで決まります。
ただし、配られたカードをそのまま合計していった値ではなく、カードの下1桁の数字で勝負をしていくことになります。
最低でも必ず2枚のカードがプレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)に配られ、その後、条件によってはもう1枚配布され、最高3枚のカードの合計値で競います。
4枚目以降が配られることはなく、最終的に合計値が9に近いほうが勝ちです。

バカラのルールで押さえておくべきトランプの数え方

先でもお話ししましたように、バカラの勝敗は配られたカードの数字の合計値が9に近いかどうかで決まります。
カードの下1桁の数字で勝負をしていくことになるという話をしましたが、バカラでのトランプの数え方は少し特殊です。
他のゲームとは異なりますので、注意しておきましょう。
まずは、以下のトランプの数え方を覚えるところから始めてください。

バカラでのカードの数え方

A1 22 33 44 55 66 77
88 99 1010 J10 Q10 K10

このようにJ、Q、Kといった絵柄のカードはすべて「10」としてカウントします。
また、「10」でカウントするカードは下1桁の数字で勝負をしていくというバカラの性質上、「0」として考えていくことになります。
さらに、2枚のカードを具体的にどのように計算していくかは以下のようなイメージで考えていけばOKです。

2枚のカードの組み合わせと計算例

3のカードと5のカード 3+588
8のカードと10のカード 8+10188
Aのカードと3のカード 1+344
JのカードとKのカード 10+10200
Kのカードと7のカード 10+7177

バカラで3枚目のカードが配られるケース

バカラでは最低でも必ず2枚のカードがプレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)に配られ、その後、条件によってはもう1枚配布され、最高3枚のカードの合計値で競うことになります。
では、この3枚目のカードについてもルールをチェックしておきましょう。
とは言っても、3枚目のカードが引かれる前に別途は完了していますし、3枚目を引くという作業はディーラーがおこなってくれます。
そのため、どういうときに3枚目のカードが配られるかについては知らなくても問題はありません。
知っておいたほうがよりバカラを楽しめるというだけの話です。

プレイヤー(客役)に3枚目が配られるかどうか

3枚目はプレイヤー(客役)から先に配られます。
プレイヤー(客役)に3枚目が配られるかどうかは、以下のように条件によって変わってきます。

〇最初の2枚の合計が5以下の場合、3枚目のカードが配られる
〇最初の2枚の合計が6か7の場合、3枚目のカードは配られない
〇最初の2枚の合計が8か9の場合、3枚目のカードは配られない

バンカー(胴元役)に3枚目が配られるかどうか

プレイヤー(客役)に3枚目が配られるかどうかは比較的シンプルでわかりやういのですが、バンカー(胴元役)に3枚目が配られるかどうかはやや複雑です。

バンカー(胴元役)に3枚目が配られるかどうかの一覧

プレイヤーの3枚目のカード
なし 0 1 2 3 4 5 6 7 8 9
0 H H H H H H H H H H H
1 H H H H H H H H H H H
2 H H H H H H H H H H H
3 S
4 S S
5 H S H H H H S S
6 S S S S S S S H H S S
7 S S S S S S S S S S S
8

Natural(ナチュラル)

プレイヤー側とバンカー側の両方が追加カードを受け取らないで勝負が決まる

☆=バンカー(胴元役)の最初の2枚
H=「ヒット」で3枚目が配られる
S=「スタンド」で3枚目が配られない

プレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)の両方の条件から3枚目が配られるかどうか

先ではプレイヤー(客役)に3枚目が配られるかどうか、バンカー(胴元役)に3枚目が配られるかどうかをそれぞれ見ていきましたが、両方を合わせたときにどのような条件で3枚目が配られるのかを見ていきましょう。

〇プレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)にカードが2枚ずつ配られて、両者ともに6か7の場合、3枚目は配られずに勝負となる
〇プレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)にカードが2枚ずつ配られて、プレイヤー(客役)が5以下ではなく、バンカー(胴元役)が7以上ではない場合、3枚目は配られずに勝負となります
〇プレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)にカードが2枚ずつ配られて、プレイヤー(客役)が5以下の場合、3枚目が配られることになり、バンカー(胴元役)が7以上の場合、3枚目は配られずに勝負となります
〇プレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)にカードが2枚ずつ配られて、両者ともに8か9の場合、3枚目は配られずに勝負となる

繰り返しになりますが、プレイヤー(客役)とバンカー(胴元役)に3枚目が配られるかどうかという部分はルールとして覚えていなくとも問題はありません。

バカラのハウスエッジについて

バカラでは「ハウスエッジ」という言葉をよく見聞きするかと思いますが、ハウスエッジとはオンラインカジノ側が受け取る手数料のことを指しています。
オンラインカジノというのはボランティアではなく、ひとつのビジネスです。
運営会社がいる以上は、そこで安定して利益が出ないと健全なサービスを提供し続けることができません。
そのため、オンラインカジノはユーザー、プレイヤーが勝っても負けても手数料分は必ず確保するのです。
ちなみに、ハウスエッジを逆の視点で見たのがオンラインカジノでお馴染みのペイアウト率(還元率)です。
ハウスエッジが5%であれば、95%がペイアウト率(還元率)ということになります。
ハウスエッジが低く、ペイアウト率(還元率)が高いほうがユーザーやプレイヤーにとってはお得ということです。
ちなみに、一般的なバカラでのペイアウト率(還元率)とハウスエッジは以下の通りです。

〇プレイヤー(客役):ペイアウト率98.76%、ハウスエッジ1.24%
〇バンカー(胴元役):ペイアウト率98.94%、ハウスエッジ1.06%
〇タイ(引き分け):ペイアウト率85.64%、ハウスエッジ14.36%

バンカー(胴元役)のペイアウト率(還元率)がもっとも高く、タイ(引き分け)がもっとも低くなっています。
タイ(引き分け)は避けたほうがいいと言われるのも納得です。

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