
ビンゴホールと言われてもあまりピンと来ないかもしれませんが、ビンゴホールというのはビンゴゲームのことです。
今回は改めてビンゴホールがどういうものなのか、またどのようなメリットとデメリットがあるのかについても触れていきたいと思います。
目次
そもそもビンゴホールとは?
先でも触れましたが、ビンゴホールというのはビンゴゲームのことです。
「ビンゴホール」という表現は日本人にあまり馴染みがないかもしれませんが、日本人にとっては親しみやすいゲームであることには違いありません。
日本でのビンゴというとイベントの余興のひとつのようなイメージが強いでしょうが、海外でのビンゴというのはまた違った存在です。
アメリカでは教会や慈善団体、非営利組織が運営資金確保のために営業するビンゴホールやビンゴクラブが各地にあり、賞金を賭けたビンゴ大会が定期的におこなわれています。
非営利の目的のため、税法上の特典があったり、フロアや会計などのスタッフが無給のボランティアで構成されていたりと一般的なギャンブルとは切り離して営利目的で運営されてはいないと言われています。
商業的なビンゴホールに関してはアメリカの賭博の許可された地域でプレイできるようです。
また、イギリスやオーストラリアなどではアメリカのビンゴホールとはまたルールの違うビンゴがおこなわれているそうです。
「ハウジー」と呼ばれており、主婦や高齢者などが暇つぶしに利用するスポットになっています。
日本で言うところのパチンコ店のようなものなのかもしれません。
ビンゴホールのメリットとは?
ビンゴホールのメリットは、主に以下の2点です。
〇誰でも気軽に利用することができる
〇初心者の方でも簡単にプレイできる
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
誰でも気軽に利用することができる
ビンゴホールのメリットとしては、やはり誰でも気軽に利用できる点が挙げられます。
例えば、誰かから誘われたときに「競馬場に行こう」と言われるのと「ビンゴしよう」と言われるのとでは、印象がまったく違います。
やはりビンゴホールだからこそ、気軽に利用することができるという部分はあるかと思います。
初心者の方でも簡単にプレイできる
ビンゴというのはとてもシンプルなゲームです。
そのため、ビンゴホールというのは初心者の方でも簡単にプレイすることができます。
まったく予備知識のない方でも、生まれて初めてビンゴをプレイするという方でも、その場ですぐにルールが理解できます。
初心者の方でも何の準備をする必要もないですし、簡単にプレイできるのは大きなメリットと言えるでしょう。
ビンゴホールのデメリットとは?
先ではビンゴホールのメリットについてお話ししましたが、ビンゴホールにもデメリットはあります。
ビンゴホールのデメリットは、主に以下の2点です。
〇あまり良いイメージを持てないという人もいる
〇他のギャンブルと比べると還元率が低い
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
あまり良いイメージを持てないという人もいる
先ではビンゴホールは日本で言うところのパチンコ店のようなものなのかもしれないという話をしましたが、そういったところからあまり良いイメージを持てないという方もいるかもしれません。
子ども同士で遊べるようなゲームのようなイメージがありながらも、そこにギャンブル性が秘められているということが受け入れられないという方もいるでしょう。
どのように感じてしまうのかは人それぞれですが、これはデメリットのひとつになってくるでしょう。
他のギャンブルと比べると還元率が低い
また、ビンゴホールというのは他のギャンブルと比べると還元率が低い傾向にあります。
例えば、オンラインカジノの場合、定番のバカラやブラックジャックなどは90%台の還元率を誇りますが、ビンゴホールになってくると70%から80%台になってくるのです。
特に、オンラインカジノでは高い還元率のカジノゲームがたくさん用意されているので、その中で考えるとビンゴホールの還元率はデメリットになってくるかと思います。
ビンゴホールの遊び方について
ビンゴホールでは1回の開催において複数のゲームを順番に実施していくのですが、この一連のゲームの固まりをセッションと表現します。
ビンゴに参加したいプレイヤーはセッション開始前にビンゴカードのパックを購入する必要があります。
ビンゴカードのパックというのは通常、複数の紙がのり付けされているシートの固まりになります。
A4サイズの紙に6枚のビンゴカードが印刷されているものもありますし、正方形の紙に9枚のビンゴカードが印刷されているようなものもあります。
その種類はとても豊富です。
イベントでは半年ほど前から代金を払って座席を予約するパターンもありますし、セッション開始直後の場合にはレジカウンターが開いているときに限り、パックを購入して参加できることもあります。
1回のセッションはだいたい10以上のゲームで構成されていて、オプションを購入すると13ゲームほど遊ぶことになり、最終ゲームの終了までに1時間くらいかかるようなスケジューリングが一般的だと言われています。
セッション終了後にホールの清掃をして、その後、次のセッションのパックを販売するという流れになっているそうです。
ビンゴホールの客層はさまざまですが、やはり主婦や高齢者が暇つぶしでプレイする割合が多いようです。
その一方で、比較的若い世代の男性もそれなりに見られると言われています。
ビンゴホールのセッションについて
ビンゴホールでは朝9時から毎奇数時0分にセッションが開始されて、ホールによって1時間ほどで13ゲームのビンゴを楽しむことができます。
ゲーム内容は以下のようにいろいろなパターンがあります。
〇1列ビンゴで勝利というゲームで勝者が決定した後、同じシートを使って先の勝者が決定した時点の状況から続行して2列ビンゴで勝利というゲームを続ける
〇最終ゲームで36球目までにすべてのマスが埋まれば〇ドルの賞金
〇ジャックポット系列の複数のビンゴホールに映像と音声を中継して多数の人間との対戦型を楽しむ
また、ホールによって営業戦略にも以下のようにさまざまな違いがあります。
〇早朝のセッション開始の際にパンやドーナッツなどの軽食をフリーサービスする
〇カジノの24時間営業にあわせて、ビンゴホール自体も24時間営業にする
〇常に奇数時の0分から新しいセッションを開始する
〇コンピューター端末によって同時に大量のカードを購入しても簡単に管理できるようにする
ビンゴというと日本ではどうしても余興のイメージが強いのですが、海外ではこのように立派なギャンブルとして成り立っているのです。
ビンゴホールに向いている人とは?
ビンゴホールはルールがシンプルですし、シンプルであるがゆえに攻略法や必勝法なども存在しません。
そのため、初心者の方はもちろん、面倒なことを何も考えずにプレイしたいという方に向いていると言えるでしょう。
そのルールや仕組みなどを考えると今の日本で言えば宝くじのようなものになるかと思いますが、ビンゴホールのほうが宝くじよりも還元率は高いです。
宝くじで思うように結果が出てこなかったという方は、宝くじからビンゴホールに切り替えてみるとまた違った結果になってくるかもしれません。
もちろん、一攫千金も十分に狙えます。