モンテカルロ法とは?カジノの攻略法

モンテカルロ法はカジノのシステムベットのひとつになります。
モナコのモンテカルロにあるランドカジノをつぶしたという噂もある攻略法です。
今回はそのモンテカルロ法について、そのやり方やメリット・デメリットについて解説していきたいと思います。

そもそもモンテカルロ法とは?

モンテカルロ法というのはカジノのシステムベット、つまり一定のルールを使ったカジノの攻略法のひとつになります。
カジノゲームにもいろいろなものがありますが、その中で決められたルールや条件に従って賭け金額を上げたり下げたりすることによって負けたときの損失をカバーして利益に繋げるというのがモンテカルロ法の特徴です。
次で詳しくお話ししていきますが、モンテカルロ法では数列を使って1ゲームごとに計算をおこなっていくことになります。
計算も含めて作業自体は難しいものではありません。
ただ、慣れるまではやはり面倒に感じられる部分も多いでしょう。
紙とペンを使っておこなっていくアナログなやり方ではあるものの、オンラインカジノを利用する上では大いに役立ってくれるはずです。
モンテカルロ法は勝ちにいくというよりも、負けないようにしていくシステムなので、運任せにゲームをプレイするよりはモンテカルロ法を用いたほうが勝率は格段に上がります。
ただ、連勝するよりもある程度負けてから勝利するほうがプラスになることもありますので、じっくりコツコツと結果を出していきたい方におすすめです。

モンテカルロ法のやり方について

先でも触れましたように、モンテカルロ法では数列を用いてベット額を決めていくことになります。
勝ったり負けたりするたびに数列を足したり消したりして、数列にある数が全部なくなるか1個になればひとつのサイクルが終了という形になります。
実際にやってみるとよくわかるのですが、数列が1個以下になった段階で利益が出ていることが多いです。
そうなれば、モンテカルロ法が成功したということになります。

モンテカルロ法の具体的な手順

では、モンテカルロ法の具体的な手順を見ていきましょう。
面倒でも紙に書き出していくことをおすすめします。
まずは、「1、2、3」と3つの数字を書きます。
この数字はカジノゲームを始める際のベット額に直結する数字になりますので、必要に応じて変えてもOKです。
もう少しベット額を盛りたいという場合には「2、4、6」という風にしてもOKですし、いわゆるハイローラーの方であれば0を増やして、2桁で計算をしていってもいいでしょう。
大切なのは、「1倍、2倍、3倍」の単位を書くことです。
「1、2、3」と書いたら、3の横に最初のベット額となる数字を続けて書きます。
今ある数列の左端と右端にある数字を足した合計が次のベット額になりますので、「1+3=4」の「4」を数列の最後、3の横に追加します。
その後、賭け金4ドルでゲームをプレイして、もしこのゲームで勝てばこの時点でひとつのセットが終了ということになりますので、次のセットに移ります。
しかしながら、賭け金4ドルでゲームをプレイして、ゲームで負けてしまった場合には数列を続けていくことになります。
この場合、2ゲーム目は前回の数列に新たな数字を書き足します。
これも同じように、数列の左端と右端の合計となります。
「1、2、3、4」だったので、「1+4=5」の「5」を数列の最後、4の横に記入します。
これで「1、2、3、4、5」の数列になります。
その後、今度は賭け金5ドルでゲームをプレイします。
それも負けてしまった場合にはこれまでの流れと同じように数列を書き足していきます。
次は「1+5=6」の「6」を数列の最後に記入し、数列はこの時点で「1、2、3、4、5、6」になっています。
ここで勝ったとして、その後はプレイするゲームによって以下のように変わってきます。

3倍配当のゲームの場合

ルーレットのダズン・カラム賭けなど3倍配当のゲームにベットしていた場合、「1、2、3、4、5、6」の数列で両端から2個の数字を消します。
両端から「1、2、5、6」を消して「3、4」という風に記録していきます。

2倍配当ゲームの場合

ルーレットの赤・黒賭けやバカラのプレイヤー賭けなど2倍配当のゲームに別途していた場合、今ある「1、2、3、4、5、6」の数列の両端から1個の数字を消していきます。
両端から「1、6」を消して「2、3、4、5」という風に記録していきます。

これをそれぞれで続けていき、最終的に数字が全部なくなるか、数字が1個になった時点でモンテカルロ法でひとつのセットが終了となります。
ほとんどの場合、1セットが完了すれば利益が出ます。
逆に、運悪く想定以上に負けが続き数列がどんどん伸びてしまった場合には賭け金額が膨らんで大きな損失を抱えてしまいます。
仮にマイナスになってしまったとしても、10個以上数列が並んでしまったタイミングで損切りをしておいたほうがいいでしょう。

モンテカルロ法に向いているゲームとは?

モンテカルロ法はすべてのゲームで有効というわけではありません。
やはりゲームによって向き不向きがあります。
モンテカルロ法を有効活用していくのであれば、勝ったときに必ず一定の倍率が支払われるゲームであることを大前提に考えておきましょう。
そう考えると、やはり基本的には勝ち負けのハッキリしているテーブルゲームでの実践がいいでしょう。
ルーレットであれば3倍配当のダズン賭け、カラム賭け、2倍配当の赤賭け、黒賭け、奇数賭け、偶数賭け、前半賭け、後半賭けがありますし、バカラであればプレイヤーの場合に配当が2倍になります。
その他のカジノゲームでも当たると配当が2倍か3倍になることが確定しているものを選べば、モンテカルロ法が使えます。

モンテカルロ法のメリットとは?

モンテカルロ法のメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

〇負けたときのベット額の上昇が緩やかなのでプレイしやすい
〇資金限度額(リミット)が抑えられやすい
〇頭の中で計算するのは難しいものの、紙とペンが使えるオンラインカジノでは使い放題
〇リスクとリターンのバランスがいい塩梅である
〇筋道を立ててベット額を上げたり下げたりしていくことになるので、攻略している感覚をより味わえる
〇何度も何度も繰り返していくことによって累計収支が安定し、負けのリスクを減らすことができる

モンテカルロ法のデメリットとは?

先ではモンテカルロ法のメリットについて触れましたが、モンテカルロ法にもデメリットはあります。
具体的には以下のような点がデメリットになってくるかと思います。

〇ひとつひとつの作業はシンプルでも、単純に慣れるまでが難しい
〇実践していくためには筆記用具やメモを取れるアプリなどが必要になる
〇大きな負けが想定以上に続いてしまうと取り戻しに時間がかかってしまう
〇マイナスになっている状態でも損切りの判断が求められる
〇2倍配当のゲームではひとつのサイクルが終わっても残高が期待値通りにプラスにならないことがある
〇そもそもシステムベッドの使用が禁止されているカジノでは使えない
〇1回だけでは効果が薄いので、実践していくのであれば最初から長期的な戦略として使っていかなければいけない
〇スタートの金額が大きくしてしまうとそれぞれのカジノでのベット上限に引っかかり、資金回収が厳しくなる可能性がある

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