
ポーカーというとやはり大人が楽しむかっこいいゲームというイメージが強いでしょう。
ポーカーではゲームに勝ち、ポットに集められたチップをすべて手に入れることが最大の目的となります。
今回は改めてポーカーのツールについて、その基本的なところから解説していきたいと思います。
目次
そもそもポーカーとは?
日本でポーカーと言いうと、カードをチェンジしながら手役を作っていく「ドローポーカー」や徐々に個別のプレーヤーにカードを配ってできあがっていく手役を競う「セブンカードスタッド」などのイメージが強いかと思います。
もちろん、そういったものもポーカーではあるのですが、世界的にポーカーと言ったときには代表的なポーカーゲーム「テキサスホールデム」を指すことが多いです。
今、インターネット上にはポーカーに関するさまざまなコンテンツがありますが、その多くがこのテキサスホールデムを前提としているものです。
世界的にも流行っているものなので、今後は「ポーカー=テキサスホールデム」という風に考えておいたほうがいいでしょう。
ここでは「ポーカー=テキサスホールデム」としてお話ししていきたいと思います。
ポーカーは難しいと思われがちなのですが、実は初心者の方にもわかりやすいですし、誰にでも勝てるチャンスのあるゲームです。
完全に運任せというわけではなく、初心者の方でも回数を重ねていくことによって確実にレベルアップしていきます。
だからこそ、多くの方がポーカーにハマっていくのです。
ポーカーの基本的なルールについて
ポーカーゲームにおける最大の目的は、ゲームに買って、ポットに集められたチップすべてを手に入れることです。
ポーカーで勝利を手に入れる方法は、主に以下の2つです。
○ショーダウンまで残ったプレイヤーの中で最高位の手役を完成させる
○他のプレイヤーすべてフォールドに追い込む
ポーカーのプレイヤーにとって理想的な勝利というのは、高位の手役を完成させ、それを他のプレイヤーに悟られないようにしつつ、プレイヤーをショーダウンまで引き連れ、より多くのチップをポットに集め勝利するという形です。
また、手役が完成していなかったとしてもあえて強気のアクションを繰り返し。高位の手役の可能性を持ったプレイヤーをフォールドに追い込んでショーダウンを待たずして勝利するというアプローチも可能です。
ポーカーで必要になるアイテム
次は、ポーカーで必要になるアイテムについて見ていきましょう。
基本的に以下の4つがあれば、ポーカーはできます。
テーブル | 通常、ポーカーでは専用テーブルを使用します。 |
ポーカーチップ | ポーカーチップは、それぞれのプレイヤーの持ちチップになります。 |
カード | 1組(52枚、ジョーカーを除く)のカードが使われることになります。1テーブルで2人から最大10人くらいまでが参加できます。もちろん、それ以上の場合でもテーブルを増やせば何人でも参加することができます。 |
ディーラーボタン | アクションをする順番を決定する白いプラスチックの丸い印のことを指します。プレイヤーの有利不利をなくすために時計回りに順次移動させていきます。 |
ポーカーのルールで押さえておくべき数字の強さ
ポーカーのルールをきちんと理解するためには、数字の強さについても押さえておきましょう。
ポーカーにおいてはA(エース)が一番強く、2が一番弱いというのが基本です。
もう少しわかりやすく言うと、カードの数位はA(エース)が最も強く、その後の強さはK, Q, J, 10, 9, 8, 7, 6, 5, 4, 3, 2の順番になるということです。
ポーカーのルールで押さえておくべき手役の順位
ポーカーのルールでは、手役の順位についても理解しておかなければいけません。
もっとも弱いのがハイカードで、もっとも強いのがロイヤルストレートフラッシュです。
もっとも弱いハイカードからもっとも強いロイヤルストレートフラッシュまでは以下のような順位になっています。
〇ハイカード
〇ワンペア
〇ツーペア
〇スリーカード
〇ストレート
〇フラッシュ
〇フルハウス
〇フォーカード
〇ストレートフラッシュ
〇ロイヤルストレートフラッシュ
それぞれの手役について見ておきましょう。
ハイカード
何もそろっていない状態、他に役のない状態を指します。
もっとも弱い手役です。
ワンペア
名前の通り、1個ペア(同じ数字2枚)がある+キッカー3枚の状態です。
ツーペア
名前の通り、2個ペアがある+キッカー1枚の状態です。
スリーカード
こちらも名前の通り、同じ数字のカードが3つある+キッカー2枚の状態です。
ストレート
連番で5枚の状態を指します。
スーツ(マーク)に制限はありません。
フラッシュ
同じスーツ(マーク)が5枚そろった状態です。
フルハウス
同じ数字3枚と他にもう1つペアがそろっている状態です。
フォーカード
同じ数字4枚+キッカー1枚の状態です。
ストレートフラッシュ
名前の通り、ストレートでかつフラッシュの状態です。
1種類のスーツ(マーク)で5枚連番の状態を指します。
ロイヤルストレートフラッシュ
A、K、Q、J、10のストレートでかつ1種類のスーツ(マーク)の状態です。
ポーカーにおいて、最強の手役になります。
ポーカーの流れについて
ポーカーではコミュニティカード(共通カード)の5枚を利用して手役を完成させることを狙っていきます。
プレイヤーはそれぞれ伏せて配られた2枚のカードとテーブル中央に表向きで並べられるコミュニティカード(共通カード)5枚によってより強い手役を競います。
具体的な流れについて見ていきましょう。
まず、最初の2枚は自分の手元へ来ます。
他のプレイヤーに見られないようにカードを確認してください。
最初のベティングラウンドは伏せて配られた2枚のカードによっておこなわれることになります。
コミュニティカード(共通カード)はその名前の通り、参加しているすべてのプレイヤーがこれらのカードを共通に使用し、自分の手元の2枚と組み合わせて手役を作ります。
コミュニティカード(共通カード)が並べられると2回目のベティングラウンドが始まります。
ベティングラウンドが終了すると、さらに1枚のコミュニティカード(共通カード)が表向きに並べられます。
コミュニティカード(共通カード)の4枚目が開くラウンドを「ターン」と表現します。
3回目のベティングラウンドが始まります。
ベティングラウンドが終了すると、さらに1枚コミュニティカード(共通カード)が表向きに並べられ最大5枚まで並べられます。
コミュニティカード(共通カード)の5枚目が開くラウンドを「リバー」と表現します。
4回目のベティングラウンドが終了すればいよいよショーダウンです。
ショーダウンでは各プレイヤーに伏せて配られた2枚のカードとテーブル中央に並べられたコミュニティカード(共通カード)5枚を足した7枚でできあがる最高位の手役によって勝負していくことになります。
7枚の中の5枚で完成させる手役は先でもお話ししましたように、最高位がロイヤルストレートフラッシュ、最下位がハイカードになります。
ちなみに、同じ役の勝敗については役の部分についてカードの強いほうが勝ちとなります。
2ペアならとりあえず高いほうのペアで比べ、それでもダメなら低いほうのカードで比べます。
フルハウスなら、3枚カードのあるほうの数字で比べます。
それでも決まらない場合には役以外の部分、つまりキッカー強さで勝負し、それでも決まらないときは引き分けです。