ルーレットの基本的なルール

ルーレットは、投げ込まれたボールがどの数字と色にとまるのか予想するシンプルなルールのカジノゲームです。
今回は改めてルーレットのルールについて、基本的なところから解説していきたいと思います。

そもそもルーレットとは?

ルーレットは「カジノの女王(queen of casino)」とも呼ばれるほど魅力的なゲームです。
オンラインカジノはもちろん、世界各国のランドカジノで必ず用意されているルーレットは、300年以上もの歴史を持つと言われています。
手軽にプレイできるのに、華やかな雰囲気があるということで日本はもちろん、世界中で高い人気を誇ります。

ルーレットの基本的なルール

冒頭でも触れましたが、ルーレットは基本的にルーレットに投げ込まれたボールがどの数字と色にとまるのか予想するシンプルなルールのゲームとなっています。
カジノディーラーがルーレットのホイール(ウィール)を回し、その中にボールを投入します。
プレイヤーはボールの落ちる番号や色を予測して、賭け金(チップ)をテーブル上の数字などの賭け枠に置きます。
ボールが入った番号が当選番号ということで、予想が外れた分のチップは回収され、当たったチップに順次配当が付けられます。
配当の倍率は賭け方によって違ってきます。

ルーレットで使うアイテム

ルーレットで使うアイテムについても理解しておきましょう。
ルーレットでは主に以下の5つのアイテムを使っていくことになります。

〇ホイール(ウィール)
〇ボール(球)
〇テーブル(レイアウト)
〇ルーレットチップ
〇マーカー

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

ホイール(ウィール)

ホイール(ウィール)というのは、ルーレットのボール(球)を転がす回転盤を指します。
ホイール(ウィール)には1から36までの番号が赤か黒の色で表記されており、0は緑で表記されています。
ちなみに、ルーレットには「1から36+0の数字が表記されているヨーロピアンタイプ」と「1から36+0+00の数字が表記されているアメリカンタイプ」があります。

ボール(球)

ボール(球)はそのままディーラーが投げ入れるボール(球)のことを指します。
一般的にも「ディーラーは球を狙って投げられる」といった話をよく見聞きするかと思いますが、今はそれが難しくなっています。
もちろん、腕のいい一部のディーラーであれば狙った場所にボール(球)を投げることも可能なのですが、今はボール(球)が落ちる溝が浅く設計されているので、仮にどれだけ腕のいいディーラーが狙ったとしても狙った場所にはとまらないでしょう。

テーブル(レイアウト)

テーブル(レイアウト)というのは、ルーレットのチップを置く場所のことを指しています。
ルーレットのカジノゲームに参加するすべてのプレイヤーがテーブル(レイアウト)の任意の場所にチップを置いてベットします。

ルーレットチップ

ルーレットチップというのはその名前の通り、ルーレット専用のチップのことを指します。
他のカジノゲームで使われているカジノチップはルーレットでは使えません。
ルーレットでは区別がつきやすいように色付きのチップを使っていきます。

マーカー

マーカーというのは当たった数字を示す目印のことを指します。
カジノによってさまざまなデザインのマーカーが用意されています。

ルーレットをプレイする場合の流れ

ルーレットの流れについても理解しておきましょう。

ステップ1 まずは好きなテーブルを選んで、現金をチップに変換しましょう。このとき、ディーラーに直接現金を手渡しするのはNGです。必ずディーラーの手の届くテーブルの上に置くようにしてください。ルーレットでは他のプレイヤーと区別がつくように色違いのチップを渡されることになります。
ステップ2 「プレイユアベット(賭けてください)」の合図でゲームがスタートします。ディーラーの投げたボールがルーレットのどこでとまるのかを予想してチップを賭けます。賭け方は簡単で予想する結果が表記されているエリアにチップを置くだけです。もちろん、1回でどのエリアにどれだけチップを置くのかはそれぞれのプレイヤー次第です。
ステップ3 「スピニングアップ(ボールを回します)」の合図でいよいよディーラーがルーレットにボールを投げ込みます。ルーレットでボールが転がっている最中でもディーラーが「ノーモアベット(締め切りです)」と言うまでは、ベットすることができます。この合図の後はチップを追加したり、減らしたりするのはもちろん、動かすこともできなくなります。
ステップ4 ボールがとまるとディーラーがマーカーで当選番号を示し、清算をおこなっていきます。予想した場所にボールが落ちなかった場合は負けということでチップはディーラーによりすべて回収されます。予想した場所にボールが落ちた場合には勝ちということでディーラーから配当としてチップが渡されます。
ステップ5 配当終了後、ディーラーがマーカーを外すとそれが1ゲーム終了の合図となります。あとは次のラウンドへと進んで、ステップ2からの流れを繰り返すことになります。

このように、ルーレットはルールも流れもとてもシンプルなゲームなのです。

ルールとあわせて覚えておくべきルーレットの賭け方

ルーレットのルールはシンプルですが、ルーレットの賭け方はやや複雑です。
というよりも、ルーレットではいろいろな賭け方ができてしまうのです。
ルーレットにはアウトサイドベットとインサイドベットがあり、さらにそこからそれぞれに種類がありますので、詳しく見ていきましょう。

アウトサイドベット

アウトサイドベットというのはルーレットのテーブルにあるベット枠の外側、つまり並んでいる0から36までの数字の外側にベットすることを指します。
対象となるナンバーが多いので当選する確率は高くなりますが、その分、配当は低くなります。
アウトサイドベットの種類は以下の通りです。

〇偶数・奇数賭け(イーブン・オッド):偶数か奇数かで賭ける方法で配当は2倍
〇赤・黒賭け(カラー):赤か黒かに賭ける方法で配当は2倍
〇ハイ・ロー賭け:ハイナンバー(19 – 36)に落ちるかローナンバー(1 – 18)に落ちるか賭ける方法で配当は2倍
〇セクション賭け:ファースト・ダズン(1 – 12)、セカンド・ダズン(13 – 24)、サード・ダズン(25 – 36)どのセクションに落ちるか賭ける方法で配当は3倍
〇カラム賭け:ファースト・カラム、セカンド・カラム、サードカラムと上・中央・下で横分割された12の数字の並びに対して賭ける方法で配当は3倍

インサイドベット

ルーレットのテーブルにあるベット枠の内側、つまり0から36までの数字が並んでいる部分にベットすることを指します。
ひとつの数字に賭ければ当然、確率は低くなるものの、その分だけ当たったときの配当は大きくなります。
インサイドベットの種類は以下の通りです。

〇1点賭け(ストレートアップ):1つの数字に対してピンポイントで賭ける方法で配当は36倍
〇2点賭け(スプリット):テーブル上で隣接した2つの数字に対して賭ける方法で配当は18倍
〇3点賭け(ストリート):縦一列の3つの数字に対して賭ける方法で配当は12倍
〇4点賭け(コーナー):テーブル左端の「0,1,2,3」に対して賭ける方法で配当は8倍
〇5点賭け(ファーストファイブ):テーブル左端の「0,00,1,2,3」に対して賭ける方法で配当は7倍
〇6点賭け(ライン):縦二列の6つの数字に対して賭ける方法で配当は6倍

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