ヴィーナスポイントとは?オンラインカジノの入出金方法

オンラインカジノについてリサーチしていると、入出金方法として「ヴィーナスポイント」という名前が出てくるのを目にする機会も多いかと思います。
今はすでにサービスを終了してしまった電子決済サービスなのですが、今回は改めてそのヴィーナスポイントについてメリットやデメリットも含めて解説していきたいと思います。

そもそもヴィーナスポイントとは?

ヴィーナスポイントというのは、電子決済サービスのひとつです。
かつてオンラインカジノでは定番の入出金方法となっていました。
オンラインカジノを含めて提携している加盟店との間で資金の「送付」「受取」「換金」ができるサービスなのですが、他の電子決済サービスとは違って「ポイント」でお金を管理するのが最大の特徴でもありました。
当時の基準単価は米ドル(USD)で「1ドル=1ポイント」という形でしたので、換算も簡単でそういった利便性からヴィーナスポイントを利用していたという方も多いはずです。
オンラインカジノでヴィーナスポイントが使えていた頃というのは、ヴィーナスポイントと提携しているオンラインカジノにあるお金をポイントとして受け取り、別のオンラインカジノに送金をおこなうということも自由にできていました。
そのため、複数のオンラインカジノを使い分けていたユーザーやプレイヤーには最適な入出金方法でもありました。

2022年にサービス終了

現在、ヴィーナスポイントの公式サイトにアクセスしても以下のようなお知らせが掲載されているのみです。

サービス終了のお知らせ

ヴィーナスポイントはすべてのサービスを終了いたしました。
長年に亙りご愛顧をいただきまして、誠にありがとうございました。

みなさまにたくさんのご幸運がありますように☆

ヴィーナスポイント一同
support@venuspointmail.com

ヴィーナスポイントは2022年にサービスを終了していますので、今はオンラインカジノの入出金方法としては使えません。

ヴィーナスポイントのメリットについて

今はもう使うことのできないヴィーナスポイントなのですが、ヴィーナスポイントが使えていた当時のメリットについても一応見ておきましょう。
ヴィーナスポイントのメリットとしては、以下のような点が挙げられます。

〇登録や口座開設が簡単にできる
〇口座開設や維持費にお金がかからない
〇日本の銀行口座へ引き出しができる
〇完全日本語対応のサポートが用意されている
〇ポイントバックがある

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

登録や口座開設が簡単にできる

ヴィーナスポイントが使えていた頃というのは、登録や口座開設がとても簡単でした。
アカウント登録は名前や住所、メールアドレスを入力するだけでいいので、数分で完了してしまいますし、すぐに使い始めることができます。
現金ではなく、あくまでもポイントを介したサービスなので、基本的に本人確認がなくてもOKで金融機関のサービスと比べてスムーズに登録ができていたのです。

口座開設や維持費にお金がかからない

ヴィーナスポイントではでは口座開設や維持費にお金がかからない点もメリットになっていました。
電子決済サービスには他にもいろいろな選択肢がありますが、その中には口座をしばらく使っていないと維持費が発生してしまうところもあります。
ヴィーナスポイントであれば、その心配はありません。

日本の銀行口座へ引き出しができる

ヴィーナスポイントを使えていた頃というのは、日本の銀行口座への出金も問題なくできてしまいた。
オンラインカジノへの入金の際にクレジットカードを使う方は多いでしょうが、オンラインカジノでは基本的にクレジットカードへの出金ができません。
そのため、クレジットカードでの入金の場合にはクレジットカード以外の出金方法を選ばなければいけませんでした。
当時はクレジットカードで入金をして、ヴィーナスポイントで出金や換金をして、日本の銀行から出金するという形をとっていた方も多いはずです。
また、ヴィーナスポイントではわずか2営業日で出金できるなど、スピーディーな出金もメリットになっていました。

完全日本語対応のサポートが用意されている

ヴィーナスポイントの公式サイトの仕様は今ではもう確認のしようがないのですが、とてもシンプルな仕様で日本語にも完全対応していました。
サポートに関しても日本語対応だったため、当時は助かっていたという方も多いでしょう。
ヴィーナスポイントは使えていた頃はヴィーナスポイントの公式サイトにある問い合わせフォームからの問い合わせやメールでの問い合わせが可能でした。

ポイントバックがある

ヴィーナスポイントではポイントバックもメリットのひとつになっていました。
オンラインカジノにポイントを入金すると、ヴィーナスポイントでポイントが返ってくるというポイントバックの制度が用意されていたのです。
ポイントバックには上限が設けられており、月間のポイントバックの上限額は10,000ドルとなっていました。
また、毎週火曜日と土曜日はヴィーナスの日ということで、抽選で最大ポイントバックが500倍を当てることもできていました。

ヴィーナスポイントのデメリットについて

先ではヴィーナスポイントのメリットについてお話ししましたが、ヴィーナスポイントにはデメリットもありました。
デメリットとしては、以下の点が挙げられます。

〇直接入金することができない
〇換金の際に手数料がかかる
〇一定の金額以上の換金の際には本人確認書類の提出が費用になる

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

直接入金することができない

ヴィーナスポイントのデメリットとしてまず挙げられるのが、直接入金ができないという点です。
ヴィーナスポイントには直接入金ができる方法がありませんでした。
ヴィーナスポイントはあくまでも、ポイントの「受取」「送付」「換金」によって管理するサービスです。
オンラインカジノなどの提携サービスでたまったお金をヴィーナスポイントにまとめて、そのポイントを日本円に換金して銀行から出金するというのが基本的な流れです。
ヴィーナスポイント以外の電子決済サービスの中には口座に入金できるものもありますので、やはりその点ではヴィーナスポイントに不便さを感じていた方もいるはずです。

換金の際に手数料がかかる

ヴィーナスポイントでは換金の際に手数料がかかっていました。
換金できる上限額はありませんが、一定額以上を換金するには手数料がかかるのでそれをネックに感じていた方は少なくないでしょう。

一定の金額以上の換金の際には本人確認書類の提出が費用になる

ヴィーナスポイントでは1週間に10000ポイント、つまり合計で10000ドル以上を換金する場合には、本人確認書類の提出が必要でした。
ヴィーナスポイントでの登録名義と出金先の銀行口座情報の名義などが一致している必要があったので、人によっては面倒に感じられた部分もあるでしょう。

ヴィーナスポイントは今ではもう使えない

繰り返しになりますが、ヴィーナスポイントは2022年にサービスを終了しています。
そのため、今ではもう使えなくなっています。
オンラインカジノによっては古い情報を更新せずに入出金方法としてヴィーナスポイントを掲載している場合もあるでしょうが、基本的にヴィーナスポイントは使えないので注意しておいてください。

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